作曲家

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シューベルトのパートソング

「パートソング~最高に”密”なシューベルトの多幸~」と題された「朝日カルチャーセンター新宿校オンライン講座」を受講。 シューベルトのピアノ曲、歌曲、室内楽曲、交響曲と違い、私にとり、これまでほとんど触れてこなかったパートソングの世界。楽しみ...
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キエフの大門

平和の祭典、北京オリンピックの閉会式が終わったのも束の間。ロシアによるウクライナ軍事侵攻のニュースが飛び込み、暗澹たる思いです。凄惨な街の様子、嘆き逃げ惑う人々、失われる尊い命。。。信じられない暴挙への憤りを覚えます。 1991年春、ソ連を...
ホール・音風景

第12回 日本バッハコンクール

朝一番に大江戸線に乗り、築地市場駅へ。普段は賑わっている朝日新聞社のビルも休日は静かでした。 浜離宮朝日ホールは、好きな響きのホールの一つです。オープン当初は、響きがもわっとする感じがしたのですが、今は個々の音の輪郭もはっきりと聴こえ、かつ...
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謹賀新年

初春のお慶びを申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 毎年、弾き初めはバッハと決めているのですが、今年はヴィヴァルディの《四季》。2022年の四季が穏やかで平和に満ちた年となりますよう、願いながら。 この曲は、自分にとって「聴...
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終わりが無い世界

画家の知人が「いつ筆を置くかが難しい」と仰っていたことがあります。これで完成!と思う瞬間を決めるのは自分。いじいじと描き続けたい心を捨てなければならないとか。 演奏の場合、どうなのでしょう。初めて曲に出会い、感動とともに仕上げ、内面化するま...
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鳩の使い

「私の誕生日は、鳩の日なんです。」とチャーミングな女性の言葉。8月10日、、、たしかに「ハト」とも読めますね。 平和の象徴である鳩。毎年8月6日の広島「原爆の日」平和式典でも、平和宣言とともに放鳩が行われます。 いっせいに飛び立つ鳩は、訓練...
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プーランクの宝石箱

大学4年生は、そろそろ卒業試験の曲目を考える時期に入りました。 教育実習や就職活動などで練習ができなくなる時期もあり、早めに仕上げておきたいところなのでしょう。課題曲ではなく自由に選べる卒業試験のプログラム。先日「モーツァルト愛好会」の方と...
久元祐子コンサート

シューマン:クラリネットとピアノのための幻想小曲集

頬をそよぐ風が心地よい季節。色とりどりの花が美しく咲きだしました。 基礎体力作りを理由に、隙間時間に時折高尾山にでかけ霊気満山から英気を頂いています。 先日、地図に載っていない道を発見。行ってみた先に小さな広場が開けていて驚きました。高尾山...
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スノードロップ

先月末、門下生達が大学近くのホール「CHABOHIBA HALL」で、毎年恒例の研究会「ルナの会」をさせていただきました。 先程、オーナー小峰美子さんが「学生さん達が、試験で楽しんで演奏できますように!」と応援メールをくださり、お庭のスノー...
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音楽家になるための3P

楽譜を整理していましたら、バッハの【フーガの技法】の間から高校時代の音楽史のプリントが出てきました。都立芸術高校時代の音楽史の先生、故 多田逸郎先生の授業の資料です。このバッハ最高傑作について、フーガの分析の仕方、資料の読み方、辞書の使い方...