国立音楽大学

コンサート鑑賞

国立音大ブラスオルケスター定期演奏会

満席のオペラシティーコンサートホール。外の暑さに負けないほどの熱気が場内にムンムンしています。現在の楽団長はブーランジェ氏。ここ数年来、めきめきとサウンドが輝きを増しているそうです。大バッハでコンサート開始。どんな楽器で演奏しようと大バッハ...
国立音楽大学

音大の七夕祭り

弟が東北大に通っている頃、仙台に行き、華麗な七夕祭りを見て感激しました。さらさらと流れる笹の葉と広瀬川の涼しげな川辺の風景がぴったりで、なんともいえない日本の情緒を感じました。子供の頃は、よく願い事を笹に飾りつけましたが、どんな願い事だった...
国立音楽大学

ジブコビッチ教授・打楽器公開レッスン

1962年セルビア生まれ、今まさに油の乗り切った、人気の世界的作曲家であり、打楽器奏者。間近にレッスンを見ることができ、目から鱗のエキサイティングで刺激的な時間でした。学部生がジブコビッチ作品を仕上げ、作曲家の前で披露。ベートーヴェンの前で...
コンサート鑑賞

「ポッペアの戴冠」

国分寺のいずみホールで、モンテヴェルディの「ポッペアの戴冠」(短縮版)が上演されました。昨年12月、須坂で行われた話題の公演をさらにバージョン・アップ。満を持しての東京公演です。会場は、補助席が出るほどの超満員でした。声楽陣は、国立音大の若...
国立音楽大学

ピアノ教育論

どんなピアニストもピアノが突発的に弾けた、ということはなく、幼少期から先生についたり、音楽学校で学んだり、という経験があることがほとんどです。どんな先生につくか、どんな教育を受けるかで、音楽家としての技倆も、進歩のありようも、音楽を愛する気...
国立音楽大学

「いとしい五月よ、おまえはまたやってきた」を口ずさみながら

GW中も暦どおり授業が行われる国立音大。研究室にもふだんどおり、先生方がそろっておられ、音楽談義に花が咲いています。今日は、ピアノ教育論で「フランスのピアノ教育」について。幼少期からソルフェージュ能力、基礎力を徹底的に身につけるフランスのピ...
国立音楽大学

ショパン:葬送ソナタについて

国立音大では、今年から、4年生ピアノ科ソリストコースの5人を対象にした「作曲家と作品分析」も担当させていただいています。男子1人、女子4人。ピアノに向かう真摯な姿勢は共通していても、それぞれまったく違う個性の5人です。それなのに、互いにとて...
モーツァルト

モーツァルト:KV595の演奏解釈

国立音楽大学では、4月から新しく、「鍵盤楽器講義(演奏解釈)」の講座を担当することになりました。2回目のきょうは、モーツァルトの変ロ長調KV595のピアノ・コンチェルトをとりあげました。モーツァルト最晩年の名曲で、つい先日の基礎ゼミのコンサ...
モーツァルト

基礎ゼミコンサート、リハーサル

オーケストラとのリハーサル2日め。ホールで練習ができる、というのは、大学コンサートの大きな強みです。今回は、オールモーツァルトプログラム。「魔笛」第2幕とピアノ・コンチェルト27番変ロ長調KV595。昨日は、声楽陣を交えての「魔笛」の稽古が...
国立音楽大学

新たな気持で

4月1日付けで、国立音楽大学准教授を命じられました。今年は、入学式も簡素に行われ、新任の辞令授与式なども行われず、学長室で庄野進学長から静かに辞令をいただきました。こういう困難な時期に入学した学生さんたちは、皆、粛々とした雰囲気で式に臨んで...