Walter Wachsmuth 演奏会@Bad Homburg

8月1日、2日の2回にわたり、バート・ホンブルク・クリストゥス教会でのコンサートに出演。

主催のマティアス・シェーファーさんの司会で始まったヴァルター・ヴァックスムート作品を集めての演奏会。
ケーニヒスベルク生まれ、ヨアヒムの弟子でブラームス、シューマン、クララ・シューマンとも親交があったヴァイオリニストであり作曲家でもあったヴァックスムート。
「幸せなひととき」「優雅な戯れ」など心に沁みるメロディー、劇的なパッサージュ、ロマンティックな音色など変幻自在で多彩な音楽が特徴です。
未発表作品も含め、魅力あふれる曲の数々を紹介しました。知らざれる名曲への誘いは、演奏家にとってもエキサイティングな瞬間です。
弾きこむほどに、引き込まれる不思議な作曲家、ヴァックスムート。演奏を重ねる度に感動は増していきました。

「ピアニスト久元祐子さんとの出会いは、東京オペラシティでのモーツァルト:ピアノ協奏曲での素晴らしい協演がきっかけです。当時ウィーン・サロン・オーケストラの一員として弾いていた僕は、いつか彼女と室内楽で共演したいと願ってきましたが、コンタクトをとるのは難しかった。長年の夢が叶って感謝しています。」と楽しい語り口で私を紹介してくださいました。

10年以上前の、その演奏会の写真が、たまたま共通の友人である指揮者の目にとまり「YUKOのこと知ってるよ」と、突然ドイツから国際電話がかかってきたのが始まりでした。
シェーファーさんが「二人を結び付けたモーツァルトの曲は今回演奏しませんでしたが、彼女は来年またこのバート・ホンブルクで演奏しますのでお楽しみに。」と最後のご挨拶。
モーツァルトのご縁で始まったデュオですが、ヴァックスムートの難曲に果敢に挑戦するブルクハルトさんの集中力とエネルギーには脱帽でした。
お客様のスタンディング・オーベーションで一体感に包まれた会場。演奏会は無事幕を閉じました。

末っ子気質のブルックハルトはいつもお茶目。つられて私も・・・お世話になりました皆様に敬礼!

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