コンサート@ウィーン・モーツァルトハウス

ウィーン・モーツァルトハウス2回目のコンサート。
昨日まで連日続いた演奏会、移動、レコーディングで、
疲れ知らずのヴァイオリニスト、ブルックハルトにも、さすがに筋肉疲労がきている感じです。

考えてみると、ピアノは自然の重さで音が出る仕組みですから、脱力さえうまくいっていれば、地球で弾く限り引力が助けてくれます。
でもヴァイオリンは、楽器を顎と腕で支え、弓を上げ下げして音を出す・・・かなりのハードワーク。

「すごい数の音弾いたから、今日は指の筋肉ヤバいよ」と嘆くブルックハルト。
「弾いた音の数はピアノの方が断然多かったわ!」と返しましたが、
「でもYUKOは、ずっと座ってたよね。。。」と。
たしかにヴァイオリンはずっと立ち続けでした。ごめん!

「収録」という山登りを終えたばかりなのでアンサンブル的には心配がなく、今日のGPは少し控えめにしました。

終演後、ブルックハルトから初めて聞く一言。
「あ~~~緊張した。」

恩師の姿が会場にあったからだそうです(笑)。
今回のヴァルター・ヴァックスムートのプロジェクトは、リンツ出身の世界的ヴァイオリニスト、トーマス・クリスティアン先生からのご指名で始まったものです。
幼い頃からクリスティアン先生の指導を受けて育ったブルックハルトですが、レッスンは「厳しい」なんてものではなく、「顔洗って出直せ!」と3回蹴られたことがあるとか。
それでも音楽ができることが嬉しくてニコニコ笑っていたというから大したものです。

演奏に対し、クリスティアン先生から大いにお褒めの言葉をいただき、ほっと一息。
とたんに疲れも吹き飛んだブルックハルトでした。

マネージャーのアリジャンさんを交え記念撮影した後、
9月にドレスデンで共演するシューマンとクララ・シューマンの曲を合わせるため、ウィーン市内の練習スタジオに向かいました。
夜はリンツ音楽協会会長さんやマレーシアのオーケストラでヴァイオリンを弾くお友達ご夫妻らと共に夜まで打ち上げ。
「お疲れさま~!次回はドレスデンでね♪」と別れました。

ブルックハルトは、明日ドイツに戻り、大学で朝から晩まで教え、明後日は、ミラノに飛んで現代曲のリハーサル。翌日本番だそうです。

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