ベーゼンドルファー工場へ!

ウィーンと日本との時差は7時間(夏時間)。13日(日)20:00ウィーン空港に到着し、専用バスでアーコデル ウィーンベルガーホテルにチェック・イン。近くのお店で軽くサラダとスープを頂きぐっすり眠りました。翌朝8時半出発。ウィーナーノイシュタットにあるベーゼンドルファー工場へ。

南アルプスの北斜面で育った樹齢90年以上の木を自然乾燥することまる5年。含水率を12%まで下げ、その後室内でさらに8%にまで乾燥させていきます。1台が生まれ、ウィーンナートーンを奏でるまでにおよそ100年。
熟練の手作業の技を間近で見ることができる感動のひとときでした。

ご参加くださった皆様はピアノの先生、演奏家、愛好家、調律師さんなど様々。3グループに分けての見学となり、私のグループはジャスミナさんが細かな作業のひとつひとつを丁寧に説明してくださいました。
ジャスミナさんとは昨年の大阪・万博以来の嬉しい再会。

ベーゼンドルファー・アーティストの写真コーナーでは撮影OK。

現在愛用のベーゼンドルファー280VCピラミッド・マホガニーの制作を担当してくださったハンスさんとチャーリーさんとも再会し、スリーショット。

「俺たち若かったね。」「おじいさんになる前にまた来てよ!」と再会を約束。

3グループに分かれての見学でしたので、待ち時間はショールームで参加者の皆さんの試弾タイム。ブロイさんとも久しぶりにお会いできて嬉しかったです。

夜は、フォルクスオーパーで「魔笛」を鑑賞。
少年が童話を読んでいる設定。少年の目から見るメルヘンとして描かれた演出でした。ステージには大きくアニメーションが描かれていき、その登場人物が本物の歌手に一瞬で入れ替わり歌いだす舞台。
客席後ろから風の効果音が聞こえてくるなど3D的な効果も加え、タミーノがベッドに寝ていたり、パミーナがバスタブに入っていたり「?」と思うこともありましたが、等身大の若者を主人公に、愛を描く舞台は若者達にも人気のようで、たくさんのカップルや若者グループで会場は埋め尽くされていました。女の子とのデートにうってつけのオペラとも言えるのか、休憩時間には手をつないだカップルがテラスにいっぱい。フォルクスオーパーは熱気で溢れていました。

歌手陣の演技と歌唱に大きな拍手。特に3人の童子を透明感あふれる美声で演じたウィーン少年合唱団のメンバーにブラボーの嵐でした。
そしてオーケストラの演奏は、まさに「これぞモーツァルト!」。軽やかでのびやかな音色が会場に広がり、「序曲」から心躍るティンパニーのリズムに引き込まれました。
7月のモーツァルト愛好会例会で指揮者・伊藤翔さんと2台ピアノ版「魔笛・序曲」を演奏し、スコアを見たばかりだったので、それぞれの楽器の音色を2倍に楽しめた夜でした。

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