大学、後期授業開始

今週から大学も後期授業が始まりました。レッスン室の窓から見える銀杏の木も前期の終わりに比べ、夏の間かなり緑の葉を伸ばしていて、季節の移り変わりを感じています。
演奏解釈、ピアノ教育論の授業、作品研究のゼミなどで久しぶりに会う学生の皆さんも一回り大きくなったように感じます。多感な20歳、21歳の夏休み、二度とない青春の一コマ、きっとこれからも記憶に残る夏休みだったことだろうと思います。

夏休みをどう過ごしたかを尋ねましたら、「実家に帰って両親の手伝いをした」、「おじいちゃま、おばあちゃまとゆっくり過ごした」、「旅に連れていってあげた」・・・など親孝行な夏休みを過ごした人が多いことに驚きました。大切に愛されて育っている彼らがその感謝の気持ちを夏休みに伝える、という貴重な時間であったようです。

「室内楽作品研究」の授業を、今期から中国の留学生が履修することになり、日本語がまだ話せない彼女のために急遽英語での授業となりました。ほかの履修生も「英語しゃべるの久しぶりだ~!」と言いながら、自己紹介したり、楽器のこと、担当の曲のことなど若い柔軟さとオープンな雰囲気でコミュニケーションをとっていました。将来、英語でアンサンブルを組む折に参考になるような経験をしてもらえれば、と思っています。

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