2011-11

未分類

「ピアニスト無用論」

11月29日の朝日新聞に、「音楽評論、原典を見つめ直す」という記事が掲載されていました。その中に、次のようなくだりがありました。「音楽界の風雲児、兼常清佐(1885~1957)の全貌を振り返る著作集(全15巻・別巻、大空社)も昨年完結した。...
コンサート鑑賞

渡邊順生『ポッペアの戴冠』

一橋大学内の兼松講堂で開催された、モンテヴェルティのオペラ・セリア『ポッペアの戴冠』を鑑賞しました。渡邊順生先生が、チェンバロを弾きながら指揮をされました。『ポッペアの戴冠』は、1642年にヴェネツィアで初演されたバロック・オペラですが、と...
コンサート鑑賞

第一生命「モーツァルトの顔」

国際モーツァルテウム財団コレクションが、第一生命エントランスホールで披露されました。第一生命110周年記念、第一生命ホール10周年記念の催しです。題して「モーツァルトの顔」。トルコ行進曲、きらきら星変奏曲の自筆譜などは、ファクシミリで見てい...
未分類

トゥールー=ロートレック展

三菱1号館美術館で開催中のロートレック展を鑑賞。美術館所蔵のロートレックのポスターやリトグラフの貴重なコレクションが、今回初めて公開、ということで楽しみにでかけました。19世紀末のパリ、モンマルトルの雰囲気を彷彿とさせる作品で、ドビュッシー...
ピアノ演奏法

コンラート・リヒター公開レッスン

国立音大大学院の特別講座2011コンラート・リヒター先生による歌曲と伴奏の公開レッスンです。ヴォルフ「メーリケの詩による歌曲」から「旅路にて」、「一枚の古い絵に」、「隠遁」の3曲を聞くことができました。数々の名伴奏で知られるリヒター氏。気さ...
コンサート鑑賞

「バロックダンスと音楽のスペクタクル」

紀尾井ホールで行われました「バロックダンスと音楽のスペクタクル 舞曲は踊る ヴェルサイユ宮殿~現代」と題されたコンサートにお伺いしました。ヴェルサイユの祝祭プロジェクトの主催、浜中康子さん制作・監修です。小柄な浜中さんのどこに、こんなエネル...
久元祐子コンサート

JA東京みどり女性部コンサート

実りの秋となりました。セレモアコンサートホール武蔵野において、JA東京みどり女性部のみなさんとともに、歌とピアノでご一緒させていただきました。まず、リストとショパンのピアノ・ソロの小品を、2曲ずつプレイエルとベーゼンドルファーで聴いていただ...
モーツァルト

ルーベンスとモーツァルト

11月13日(日)の日経新聞「美の美」は、ルーベンスと狩野永徳の比較でした。ルーベンスの「マリー・ド・メディシスのマルセイユ上陸」が目に入りました。ルーブルで見たときの記憶が蘇ります。数多の名画の中からかなり時間をかけて鑑賞したひとつがこの...
久元 祐子・講座

続々カワイ講座・「愛の夢」

カワイ表参道パウゼにおきまして、演奏法の講座が始まりました。一昨年の5回シリーズの講座が終わり、昨年に「さらに続編を」と声をかけていただき、今年は、三度目の「続々・一歩上を目指すピアノ演奏法」です。初回の今日は、リストの小品、「愛の夢」とコ...
作曲家

富田庸先生ご講演

富田庸先生による「ロ短調ミサとバッハ研究 ~作品の伝承と編集しから見る研究上の諸問題~」と題された講演が国立音大の110スタジオで行われました。英国クイーンズ大学教授であり、バッハ研究の最先端の現場に立っていらっしゃ富田先生の講演は、昨年に...