ミニコンサート&進学ガイダンス@神戸

朝、神戸文化ホールに入ります。来る途中、いたるところ桜、桜、桜。。。いやがおうにも心が華やぎます。

今日は国立音楽大学、進学ガイダンス、体験レッスン、ミニコンサート。
黒田博先生(バリトン)、永峰高志先生(ヴァイオリン)とご一緒させていただきました。

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朝のレッスンを終え、リハーサルのあとは、永峰先生と神戸文化ホール斜め向かいにあるラーメン店「山神山人」へ。永峰先生はトンコツ味、私は醤油味で、トッピングは二人とも煮卵。上品な味わいで盛り付けも丁寧。

「神戸の食」のレベルは、いずれの分野もかなりの高得点。海の幸、山の幸に恵まれた国際都市神戸。様々な異文化を取り入れる中で、味覚に優れた方が多くおられるせいではないか、、、と感じています。

昨夜は、黒田先生、永峰先生、私の3人はそれぞれ別行動でしたが、偶然、3人ともお寿司屋さんに行っていたことがわかりました。3人が別々の店で瀬戸内の魚に舌鼓を打っていたことになります。

音楽の話に戻しますが・・・国立音大所蔵のストラディバリウスを常々演奏しておられる永峰先生。
N響で一流の指揮者のもと、首席第2ヴァイオリンを長く務められたそのご経験を後進の指導に生かされ、優秀な門下生を多く輩出しておられます。大学で最も多忙な教授のお一人であるにもかかわらず、いらいらしたお顔や慌ただしい素振りを一度も拝見したことがありません。ご人徳のなせる業でしょう。

エルガーの「愛のあいさつ」に続き、マスネの「タイスの瞑想曲」。娼婦から聖女へ・・・最後は魂がすっと天に昇るように・・・という官能的で美しい場面。名器ならではの魅力が立ち上りました。

プログラムの最後は葉加瀬太郎作曲の「情熱大陸」!
永峰先生も私も、それぞれ別の場所で若き日の葉加瀬さんにお会いしたことがあるのですが、
「今の雰囲気と全然違った」話で盛り上がりました。

「モーツァルト弾きの久元さんに、ロックを弾かせて本当に申し訳ないと思ったけれど、素晴らしいノリでやってくださって嬉しい」と曲紹介をされた永峰先生。

申し訳ないどころか、実は、私、、、こういう曲になると、はじけて思い切り楽しくやってしまうタイプなのです。

それに、モーツァルトの中には、ロック歌手の要素、ジャズ・マンの気質があるのではないか?!と常々思っておりますところです(笑)。

ウィーン、安曇野、岡山、神戸、、、と移動が多かった3月もあとわずか。
今月は氷点下の銀世界からぽかぽか陽気の桜へ・・・。

旅の無事を感謝し、春の訪れに感謝しました。

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