大丸神戸店ミュージアムで「オードリー・ヘプバーン写真展」~今よみがえる、永遠の妖精~。
可憐でキュートなオードリーの姿に魅せられた映画ファンの方々の熱い眼差しが注がれる中、プライベート写真や、映画撮影シーン、メイク中の写真など、150点の展示。
会場では、白黒映画「ローマの休日」が流されていました。
この映画が、白黒なのは考えてみれば当然なのに、不思議なのは、自分の中の映画の記憶が、決して白黒ではなくローマの日差しや華やかなファッションで色とりどりなことです。
映画の記憶と、その後たびたび訪れたイタリア旅行の記憶が混じってしまうのか、勝手に自分の想像の世界で彩色してしまっていたのかわかりません。
いずれにせよ、本や音楽や映画には、読み手、聴き手、見る人に、想像を飛翔させる自由が与えられているということでしょう。
妖精の写真に感化され?!軽やかな足取りで地下の食品売り場へ。
「春の食卓」のために、いそいそと魚やお肉や野菜を買い込み、帰宅。
新鮮な食材で腕をふるいました。
翌日は、東京四谷のホテルニューオータニで、国立音大ピアノ科の懇親会。
独身だとばかり思っていた若い女性の先生が実はお二人のお子さんのお母さんとして子育て奮闘中!ということがわかったり、神戸に毎春プライベートで旅行されておられる先生や山登りが趣味の先生など、大学では忙しくてお聞きしたことのなかった意外なお話や近況をお伺いし、和やかなひとときでした。
ベルリンから帰国されたばかりのK先生からは「ドイツの音楽大学では、現在ドイツの学生は少なく、アジア、特に中国、韓国の学生ばかりだった。」との仰天報告が。
外は、青空の下に色とりどりの花吹雪。今日もまた、記憶の中に、春の色が刻まれていきました。
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