第3回 臨港線ふれあいまつり

ミュージアムロードで行われた「ふれあいまつり」にお伺いしました。神戸臨港線の跡地を利用してつくられた通りです。
小雨決行、荒天中止とパンフレットにありましたが、小雨というより、荒天に近い雨。それにも拘わらず、お店やステージの演奏など地元の皆様がたくさん集っておられました。

桜並木のミュージアムロード、途中で灘区と中央区に分かれる境界線があります。家のまん中に文京区と豊島区の境界線が通っている、という東京の知人がいますが、区の境がどのように引かれるのか・・・興味があるところです。
線路跡地なので建物などを建てることが出来ない細長い道になっています。そのためにかえってユニークな遊歩道ができたそうです。当初、線路を残す考えもあったそうですが、線路があると自転車が走れない、ということで現在の形になりました。

ところで、神戸に「六甲模型」という電車の模型を扱う店があります。全国的にも有名な専門店だそうです。先日、タクシーに乗りましたら、運転手さんが、電車模型が趣味という方でした。
「8000両の電車を作って48畳の部屋に置いてます。その隣の20畳の部屋ではミニチュアの線路を走らせてるんです」とのこと。
これはもう趣味を越えているマニアの世界ですね。

「ご家族、理解があるのですね。奥様も電車がお好きなんですか」とお聞きすると、
「全く!家内は、コンサート通ですわ。しょっちゅう東京まで出かけてます。どんなアーティストなのか尋ねたこともない」とのこと。
お互いに相手の趣味には関知しないのが、長続きの秘訣だとか?!

ご夫婦で一緒に旅に出られたり、陶芸を一緒にされたり・・・というカップルもおられますが、相手の趣味に干渉しない、という形もあるのだと妙に納得した次第です。

ミュージアムロードに隣接して神戸市立科学技術高校があり、そこにSLが保存されているそうです。お天気でしたら、蒸気機関車が神戸の街の真ん中にあるミュージアムロードを走る予定でしたが、雨天のためSLを拝むことができませんでした。

来年は、晴れますように・・・!

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