JR六甲道駅の北口に出て、山手幹線に向かう途中にあります。
カウンターと、テーブルがひとつの、こぢんまりしたお店です。
刺身の盛り合わせは、たくさん種類がある単品から5品を選んで1500円とはお得。
あと、明石蛸の天麩羅、鶏玉ひも煮を注文。
玉ひも煮は、東京ではあまりお目にかかりませんが、主人の話では、神戸では、昔からすき焼きに鶏の内蔵がよく使われていたとか。鶏もつ自体は、あっさりした味わいです。
串揚げなどのメニューも豊富で、1本から丁寧に揚げてくれます。
「二度づけ禁止でお願いします」とさっぱりしたウスターソースの壺が渡されますが、この文化も関西ならでは?!
新宿では今まで”二度づけ禁止ソースつぼ”なるものにお目にかかったことがありません。
たくましい腕で次々と料理をスピーディーに仕上げていくマスターが一人で切り盛りするアットホームなお店です。
砂越の牡蠣がおすすめで、マスターが、契約している漁師さんから直接送ってもらうのだそうです。
加熱しても縮まないという不思議な牡蠣だそうで、味は濃厚でぷりぷりの牡蠣でした。
飲み屋さんにも東西文化の異なる個性があり、新鮮でした。
帰宅後、3時間ほど原稿の校正をして神戸の暮れが更けていきました。
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