「演説会」を聞いて

受付
主人の神戸市長選挙期間中、神戸の様々な場所を訪ね、たくさんの皆様にお会いいたしました。
多くの皆様の大きな支えにより、長いようなあっという間のような選挙戦が終わろうとしています。

この2週間、大小様々な会場で演説会が行われました。
「演奏会」は、数えきれないほど経験してきましたが、
「演説会」は、これまで一度も行ったことがありませんでした。

「演説」は、私にとり、未知の分野だったのですが、応援演説にいらしてくださった様々な分野の皆様の演説をお聞きし、演奏にも通じるものを感じました。

抑揚、テンポ、強弱、息遣い、表情、、、、。
思いを多くの人に伝える、ということを「言葉」で行う演説と「音」で行う演奏。
心にもない絵空事や無内容なことは、心ある人には通じません。
一流の演説には、人の心に通じる「何か」があり、人を動かす「何か」がありました。
会場の温度を上げ、会場を一つにする「気」とエネルギーが満ちているのです。

この「何か」は、私のようなピアノ弾きにすぐにわかるすべもありませんが、
どんな世界であっても、王道を行き、経験に裏打ちされた本当の自信があって初めて感動を呼ぶのだと思います。
演説会
そんなことを感じた2週間でした。

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