神戸・水道筋「一色屋」

早春のひととき、神戸・阪急六甲の八幡神社をお参りしたあと、主人と、「一色屋」という飲み屋さんに入りました。
たくさんの常連さんたちであふれかえる人気店ですが、威張ったところはまるでなく、温かい応対をしてくださる、嬉しいお店でした。

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一度、主人が満員で入れないことがあったそうですが、わざわざほかの店を紹介してくださり、行き方まで丁寧に説明してくださったのだそうです。
お隣の常連さんが、「六甲山を上る女の子(ヤマガール)が増えている」こととか、おすすめの登山口の場所、マツタケが採れる秘密の場所とか、今が旬のお魚のこととか、いろいろと教えてくださいました。
その方が召し上がっていた「ふるせ」という魚がとても美味しそうだったので注文しました。ポン酢でさっぱりとしていただき、柳葉魚ともワカサギとも違う繊細な味わいでした。

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熱燗で出てきたお酒が美味しかったので、銘柄をお聞きしたら、なんと
「ここは、福寿の直営店なんですよ」
と教えてくださいました。
福寿と言えばノーベル賞の晩さん会で供された日本酒!
ノーベル賞のお酒としてブレイクし、品薄になって入手困難となったお酒です。なんだか頭が良くなるお酒を飲んだような得した気分になって、お店をあとにしました。

翌日、スーパーで「ふるせ」を発見。
「ふるせ」にはほかの名前がついていましたが、生の状態を見るとうまく料理できる自信がなく、買うのは断念。レジを出るころにスーパーのお魚コーナーでついていた名前を忘れてしまいました。

コメント

  1. けんフロム神戸 より:

    ありがとうございます!!!!!!
    ‥ま、まさか、いちファンの書き込みに久元さまご本人からメッセージがいただけるなんて、思ってもいなくて‥、油断していました(笑)。
    本当にありがとうございますm(__)m
    ‥で、すみません、訂正ばかりなんですが‥、
    ‥平原さんに直談判‥、ではなく、僕が平原さんのホームページにリクエストのe-mailを送信した、という、ただただ、それだけのことです。m(__)m
    「‥優しい時間‥」
    平原さんのライヴでも必ず歌われ、ご本人がとっても大切にされている曲、「明日」。
    N響の主席奏者だった池松宏さんがコントラバスを担当。味わい深い曲ですね。
    ベートーヴェンのピアノ曲は、24、25、26が好きです。人を楽しませたい、人の笑う顔が見るのが大好き、そんなサービス精神豊かなベートーヴェンの、なぜか私的な感じのする曲たちです(交響曲でいうと第8番)。
    特に、25番の第2楽章、大好きです。(一つひとつの音が消え入りそうな、儚げなカンタービレ。エミール・ギレリスの演奏がお気に入り、です。)

  2. YUKO より:

    けん様
    コメントありがとうございます。CDお聴きくださいまして厚く御礼申し上げます。
    平原さんに直談判されたなんて、すごいです!
    私も「ずっと~そばにい~ると、あんなに~~~言ったのに・・・」の優しい時間のファンです。
    ベートーヴェンがお好きな方は、モーツァルトもお好きな方が多く、逆にモーツァルトの熱烈な愛好家の方は、ベートーヴェンを拒否なさる方が多いように思えます。
    その拒否の理由は、「しつこい」。
    でもこのしつこさがたまらない魅力で、何度も何度も変化しながら反復したり発展させたりするうちに、語っている自分もテンションが上がってくるようなところがあるように思えます。
    後期のソナタは、祈りの世界、天国の世界、人類愛などの境地に達しており、人間離れした”人類の遺産”ですが、特に中期の作品には、前進するエネルギーと情熱と高揚とがあり、勇気を与えてくれます。ベートーヴェンはモーツァルトに憧れていましたが、ずいぶんと違う音楽を書いた・・と感じます。
    「正宗屋」さんは、菊正宗の直営でしょうか。
    いつか行ってみたいです。

  3. けんフロム神戸 より:

    訂正です m(_ _)m
    水道筋派出所の隣に高田屋があると書きましたが、店名は「正宗屋」、でしたm(_ _)m。
    久元さまのブログにちょっと引きずられてしまったようです(笑)。
    「!」 ‥しかも、水道筋派出所、ではなく、「水道筋交番」!が正式名称。
    こちらは、マンガ、両津さんが活躍する「こちら亀有公園前派出所」のタイトルに引きずられた結果です。
    文中の「モロになぞ」るっていうのも、少し表現が違いますよね(笑)。
    ベートーヴェンは、動機を変化、発展させることが大好きで、現代に生まれていたら必ずやジャズ界の巨匠になっていた!っていうくらいで(勝手に思っているだけですが)、気に入ったモチーフがあればそれをとことん追求しなければ気がすまない性格(たち)なんでしょうね。
    (有名な、運命の動機に対するこだわり、交響曲第2番の何気ない一場面が第九の冒頭で花開いたり‥。)

  4. けんフロム神戸 より:

    初めまして。
    (‥と思います。何回かコメントを書き出しては途中で止めて、ということがあって、もしかしたら、そのとき送信してしまっているかも‥(笑)。)
    神戸市にご縁が出来た関係で久元さまのお名前を知り、CDを何枚か購入させていただきました(ベートーヴェン、ショパン、花束、ノスタルジア、モーツァルトの3枚)。
    最初の3枚をつい繰り返し聴いてしまって、なかなかモーツァルトにたどり着けません(笑)。
    僕はベートーヴェンが大好きで、以前、平原綾香さんにピアノソナタ「悲愴」の第2楽章(や「失われた小銭への怒り」など)をカバーしてほしいとメールしたぐらいですが、この曲がモーツァルトを下敷きにして出来ていたとは全然知りませんでした(初期の作品は確かにハイドンやモーツァトの影響が大きいとは思っていましたが、ここまでモロになぞっていたとは‥)!
    阪急王子公園の南に住んでおり、水道筋にはほとんど毎日行っていますが、西側が中心で東にいくのは水道筋派出所の隣の高田屋付近までぐらいですかね。もう少し東まで行っていれば久元さま(ご夫妻)と遭遇できていたかもしれないのに‥。残念!!
    あの付近には、灘区の区民ホール(マリーホール)もあります。また、神戸市には故ゲルハルト・ボッセさんが育て上げた神戸市室内合団も活動しています。ぜひ、神戸の地でも演奏会活動をしてくださるようお願いさせていただきます。