第１０回　神戸国際フルートコンクールに向けて

昨年に続き、神戸国際フルートコンクールガラコンサート＆パーティーが、ポートピアホテル　トパーズのサロンで行われました。昨年のコンクールで第３位に入賞したマリアンナ・ゾォナックさんがポーランドから来日。矢野正浩先生、脇坂ふうさんらとご一緒させていただきました。

神戸経済界の皆様が中心となって、開催された今回の催し。「神戸マザーポートクラブ」など、神戸の文化を盛り上げ、若い才能を応援しよう！という波が大きな流れとなっていくことを願っているところです。

そして「第１０回　神戸国際フルートコンクール」を通じて、新たな才能が羽ばたき、音楽の輪が広がりますように・・・という願いを込めて、ガラ・コンサートで演奏させていただきました。

「ゾォナックさんの故郷はポーランドですから、ショパンのピアノ・ソロを３０分演奏してください」というお話だったのですが、私の終演予定時刻になってもまだゾォナックさんの長い曲の演奏が続いています。私のステージは、曲を減らすか、時間を減らすか、インタビューをなくすか、、、と数名の進行係の方々が対応に追われておられました。

私へのミッションは、刻々と変わっていきましたが、なんとか臨機応変に？！短縮バージョンにして、ガラコンサートを終えることができ、ほっとしました。綿密に組まれた分刻みのタイムスケジュール表が、ただの紙になってしまう瞬間がある、という初めての経験でした。

お役目を果たしたのち、後半のガラ・パーティは、楽しく参加。たなかりかさんのジャズボーカルを愉しませていただきました。

「お洒落してお越しください」という文言どおり、会場の皆さんの美しいドレス姿、ダンディーなスーツ姿・・・。ファッション都市、神戸の輝きがあふれます。道満雅彦さんの見事な司会進行のもと、クラシック、ジャズの枠を超え、盛り上がった一夜でした。