旭川の家具

旭川ターミナルホテルの朝食は驚くべき豪華さ。
いくら丼に始まり、北海道の新鮮乳製品まで抜群の品揃えです。

旅最終日の今日は、まず「カンディハウス」で旭川家具を見学。木材が豊富な旭川は、有名な家具の産地です。しっかりと作られた旭川家具や精巧に出来た木工細工など楽しい見学でした。
最近は、東川に移住されて工房で制作を続けておられる作家の方が増えてきたそうです。東川では、赤ちゃん誕生とともに、町から「君の椅子」が贈られるそうです。
昨日見せていただいたそれらの椅子は、デザインも立派で、作りもしっかりしていました。数年使って終わり、という赤ちゃん椅子と違って、一生ものの作品でした。
「君には、故郷に座る椅子があるよ」
という意味合いがこめられた、故郷の木による、故郷の作家によって作られた、故郷の椅子です。

そこから男山酒造り資料館へ。
庭では大の大人のキャッキャという声。雪合戦の真っ最中でした。シンガポールや台湾からの観光ツアーの方たちだそうで、初めての雪の感触に大はしゃぎでした!

大雪山連峰の万年雪に発する伏流水が豊かな水を生み出し、名酒が生まれる地となりました。
東川は、北海道で唯一、上水道のない町だそうです。日本に5箇所ある中の一つだそうですが、全戸で美味しい地下水を飲んでおられる恵まれた町です。

昔の酒造りの道具などを見学したあと試飲・販売コーナーへ。
その日の朝あけたばかりの”今朝の酒”と北の国からの五郎さんも飲んでいた「男山」を求めてから、ラーメン村で旭川ラーメンを食し、空港へ。

名残惜しい思いを残し、北の大地をあとにしました。

コメント

  1. nishisan より:

    大変お忙しい身なのに、
    (久元さんは、心は亡くしていません)
    いっぱい、三連荘で書いてくださり
    お疲れ様、
    ありがとうございました。