大学の年度末試験やコース試験が全て終了し、ほっと一息。
担当した学生が演奏するのを聴くのは、自分が弾くより緊張する?!ひとときですが、皆頑張ってくれました。
今日は、羽田空港へ向かい、島根県への移動です。「萩・石見空港へ向けて出発!さあ、搭乗しよう!」と背中にバッグパックを背負ったとたん、ギョッとするアナウンスが耳に入りました。
「本日は、天候状況が悪く、見通しが悪い場合は、羽田空港に引き返すことをご了承くださいませ。」という「条件付き搭乗」なるものでした。
以前、青森に行く飛行機が大雨のせいで仙台に着陸し、電車で移動したことがありましたが、今回はどうやら雪のせいでも雨のせいでもなく「霧」のせいでした。けっきょく無事着陸できた瞬間、客席から大拍手!心配した分だけ喜びが大きい空の旅でした。
しかも空港のカウンターで益田駅までのタクシークーポンと益田駅から浜田駅までのJRチケットが手渡されました。合わせて1万円ほどにもなるのですが、飛行機で萩、石見空港に降り立ち、益田経由で浜田に向かう乗客に、浜田市が提供してくださっているサービスとのことでした。ありがたいやら申し訳ないやら、、、という気分で益田に向かいました。
「山陰線は1時間に1本です。絶対乗り遅れないように気を付けてくださいね。」という主催の方からのメールで、用心して早めに列車に乗り込みました。
掲示板には、「スーパーまつかぜ」の横に「ワンマン」という文字が。「ワンマン号」っていったい何だろう?!と思っているところに、電車が到着。なんと可愛い一両編成です。そして運転手さん兼車掌さんの男性が一人ですべてをなさっておられます。中は市電のようなアットホームな雰囲気。進行方向左側に乗れば海が見えるはずなのですが、霧と夜の闇のため、まったく何も見えません。
そして三保三隅の駅で「反対方向の電車が遅れておりますので、しばらくお待ちください。」というアナウンス。反対方向の電車を何故待つ必要があるのだろう・・・と思った瞬間、「あ!そうか!単線だ!」と気づきました。
普段、中央線が遅れてイライラすることが多いのですが、今日は新鮮なことが多いせいか、ウキウキしてきて「じっくり待とう・・・」という気分に。
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