12年前発足した日本ラトビア音楽協会。演奏会や大学出講などと重なり理事会にはなかなか出席が叶わないのですが、ラトビアに縁のみなさんとの交流を続けさせて頂いております。
今日は12周年を祝う会が如水会館で行われ、モーツァルトやショパンなどを、会場のベヒシュタイン・ピアノで演奏させていただきました。
2011年、如水会館で開催された田辺秀樹先生主宰の如水会モーツァルトレクチャーコンサートシリーズに出演させていただいて以来、数年ぶりに触れたベヒシュタインでした。歴史の重みを感じる音色です。
ペンケ駐日特命全権大使とも久しぶりにお会いし、姉妹都市神戸の話題、コンサートのことなどしばしお話しさせていただきました。
左後ろに見えるのはラトビア製の布巾など。麻で出来ていて丈夫でよく水を吸う優れもので、主人共々愛用しています。
民謡の宝庫ラトビアには、人口と同じ数の民謡があると言われています。素敵な曲がたくさんありますが、私は「風よ、そよげ」という民謡が好きです。
🎶風よ 吹け 小船を押して
俺をクルゼメまで運んでおくれ
クルゼメの女主人は
自分の娘を嫁にくれると約束した
約束はしっぱなしで
俺が飲んだくれだっていいやがる
飲んだくれの俺が 子馬を荒く乗り回して
だめにしちまったって
どこの飲み屋で飲んで 誰の子馬を
だめにしたっていうんだ
俺は自分の金で飲んで
自分の子馬を走らせたんだ
娘は嫁にもらったさ
親には知らせてはいないがね
風よ 吹け 小船を押して
俺をクルゼメまで運んでおくれ🎶
(黒澤 歩さんの訳)
今日はラトビア民謡をレパートリーとされている合唱団ガイスマが最後に演奏。
「旗」という素敵な民謡をご紹介くださいました。
ガイスマは、ただいま合唱団員募集中。ラトビア民謡にご興味のある方、メールでご連絡ください。
gaisma141@gmail.com
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