モーツァルト@新潟

ヤマハミュージック新潟にて、モーツァルト・セミナー。ステージの大スクリーンに自分の手が大写しになる中での演奏・・・というスタイルにもだいぶ慣れてきました。ペダルについてお話しさせていただくときは、手でなくて足の大写しのほうが良いのでは?と思うこともあるのですが・・・。
会場には、朝からたくさんの受講生の皆様がいらしてくださいました。音楽に熱心な新潟の先生方に感謝です。
国立音大同調会の皆様や三条の演奏会でご一緒させて頂いたピアニストの品田真彦さんのお母様、調律師の高橋哲也さんらにもお会い出来、嬉しいひとときでした。
終演後、係の高坂さんの優しいお声が聞こえます。「テキストのお代は、1階のレジでお支払いしてお帰りください」
なんと大らかな!
そして、3階のホールからそのままレジを通らずに帰ってしまうような方はいらっしゃらない、ということなのです。
そういえば、結婚してすぐの頃、青森に行き仰天した日のことを思い出しました。
雑貨を買おうとお店に入ったとき、店主さんは留守だったのですが、レジの機械はあいたまま、お金は出しっぱなしなのです。どっきりカメラかと思ったほど。取る人はいない、と信じているからこそできる勇気!
奄美大島に行ったときも、「どの家も鍵なんかかけてないよ。」と町長さんが仰り、
思わず「え~~!うっそ~!」と叫んでしまいました。
物騒なニュースが多いこの頃ですが、日本にもいろいろな街があるということでしょうか。
とにかく新潟の空気は、澄んでいて気持ちの良い2日間でした。
昨日ビジネスホテルにチェックインするとき、「サービスのお酒です。どうぞ」と日本酒の瓶を渡されたのにはびっくり。ミネラルウォーターでなくお酒がサービスなのです。流石、酒どころ!
夜は、栃尾の油揚げを肴に日本酒少々。
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帰りは、柿の種やら笹だんごを買い込み新幹線に飛び乗りました。
越後湯沢のあたり、まだ山はうっすら雪化粧していました。
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