ひな祭り

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今日は、3月3日のお雛様!
女の子のお祭りに相応しい、うららかな日和でした。子供の頃に飾った木目込み雛は、度重なるお引越しで行方不明。今頃何処にいるのかしら?!
先日は、新潟のギャラリー蔵織にあるCDショップ、コンチェルトさんにお伺いし、音楽談義の後、たくさんのお雛様を拝見させていただきました。
江戸時代中期の享保雛、そして更に古いお雛様!
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明治になって西洋文明が入ってからは、向かって左にお内裏様という並びになったそうです。これは右手に剣、左手に姫を抱く騎士道から来ているとか。
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それ以前は、舞台上手(向かって右)が上位ということで、お内裏様が右、お雛様が左だったそうなのです。
五人囃子も、口に近い楽器の順番で右から並んでいることを教えてくださいました。
下の写真は、花巻駅に掛かっていた時計。「宮沢賢治がこの時計を見た」ことは確実だとか!雨にも負けず、風にも負けずに、時を刻んでいたことでしょう。
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由緒ある旧家は、襖ひとつとっても芸術品!骨董品屋さんが驚くほど、手間がかかる貴重なものだそうです。
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新潟には、チェンバロを弾く方が多く、古楽のコンサートもよく開催されているそうです。古きを尊び、歴史を受け継ぐ気風を感じたひとときでした。

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