秋田「一力」

秋田の「モォツアルト広場」プロデューサー、じゅんちゃんは、秋田「一力」の御曹司でもあります。
この「一力」の”焼豚”は、私の知る限り、最高の味です。
いい豚を使い、しっとりした歯ごたえ、そしてジューシーな味わいのある、 ― 演奏で言えば、まさに王道を行く素晴らしい傑作です。

東京に帰ってきてからもビールのおつまみに、昼食のお伴に、秋田を思い出しながら、頂戴いたしました次第です。

秋田からのスーツケースを片付けていると、竿灯を予習するための読み物が今頃見つかりました。予習せずお祭り会場に行き、東京に帰ってきてから復習するかっこうですが、読んでみましたら、なるほど・・・いろいろお祭りの謂れがありました。
それによると竿灯の形は、豊作の稲をかたどったものだとか。

米どころ秋田の田んぼで多くの稲が実るように、という願いをこめた竿灯は、たくさんの提灯の意味。
そして中の蝋燭は、安産のお守りとして持って帰られるそうで、蝋燭が短いほどお産の時間が短く安産だとか。

観光客にとっては、フィーバーする季節行事ですが、長い伝統の中で守られているお祭りの意味と起源は、もともと深いものがあるようです。

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