アンサンブルの くにたち @ 福岡・岡山

3月は、大学行事が目白押し。

3月19日(ミュージックの日)の卒業式では、ピアノ科卒業生全員の氏名を読み上げるお役を務めさせていただきました。一人一人の名前を読み上げながら、4年間のいろいろな場面が蘇りました。コロナ禍で入学式が無かった今年の卒業生。マスク着用でキャンパスライフが始まった彼らにとってのこの1年、対面でのレッスンや演奏会、密な空間でのアンサンブルが再開し、その貴重な時間は当たり前ではなく、かけがえのないものだとあらためて感じたことでしょう。
社会人として一度しかない人生をそれぞれの夢に向かって輝かせてほしい、と心から願っています。

翌週27日、28日は、国立音大進学ガイダンス&ミニコンサートでアクロス福岡&岡山シンフォニーホールへ。
体験レッスンでは、場当たり的ではなく、長い目で見たアドバイスを心がけています。「音楽が大好き」という生徒さんに会って元気をもらいました。
受験に向けての質問、悩み相談、、、お役に立てていれば嬉しです。

コンサートでは、ソロの他、塩谷哲先生(ジャズ)、黒田博先生(バリトン)、髙橋聖純先生(フルート)とのアンサンブル。
ブラームスの《ハンガリー舞曲 第5番》、モーツァルトのアリア、ドン・ジョヴァンニ《セレナード》とフィガロの結婚《もう飛ぶまいぞこの蝶々》、シャミナードのコンチェルティーノなどを共演。リハーサルも本番も自由時間も移動も、楽しい旅となりました。

福岡では、清水華澄先生(メゾソプラノ)と塩谷先生とで美味しい創作料理とともに音楽談義に盛り上がりました。さすが美声を守る清水先生のグラスはマッコリではなく、爽やかカルピスです。でも飲んでいる人よりも飲んでいる雰囲気の清水先生(笑)。異なるジャンルのミュージシャンの話は、とっても刺激的。それぞれの音楽人生を語りあった福岡の夜でした。

岡山では、ダルクローズリトミックの井上恵理先生とイタリアンへ。川沿いをそぞろ歩き、夜桜を愛でました。

何故か数メートルごとにモニュメントがある散歩道。楽理科出身の井上先生は、その説明書きをすべて丁寧に読みながらのお散歩。私も文字中毒なので、何か書いてあると読んでしまう方ですが、夜道ではパスすることも多く・・・。負けました。

南欧田舎料理店TAVOLA TAPASのマスターと3人で。。。

翌日、岡山でのコンサートを終えて黒田先生と高橋先生との記念撮影。

岡山駅の桃太郎に別れを告げて新幹線に乗りました。

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