桜の花びらが美しく咲きそろった4月2日、国立音大でも入学式が行われ、キャンパスのニューフェイス達が希望や夢とともに仲間入り。
国立音大名物?!「基礎ゼミ」も始まりました。礒山雅先生が始められた新入生のための基礎ゼミは、音楽を共に学ぶモーティベーションを高め、クラスメートと知り合い、大学を知るための、「くにおん」ならではのスターター・カリキュラム。今年のオーケストラコンサート(コンサートマスター:永峰高志先生)は、モーツァルトの交響曲第25番で始まりました。
後半のオペラコンサート(コンサートマスター:青木高志先生)では、第一線で活躍する清水華澄先生(カルメン)、福井敬先生(ドン・ホセ)、澤畑恵美先生(ミカエラ)はじめ強力な声楽教師陣の圧倒的な熱唱と演技で会場は興奮の坩堝に。そして翌日、室内楽コンサートでは、、作曲の川島素晴先生の指揮、ソプラノの長島剛子先生、梅本実学長のピアノはじめ濃密なアンサンブルでシェーンベルク《月に憑かれたピエロ》が披露され、後半はエネルギッシュでバラエティに富んだ打楽器アンサンブル。
早稲田みな子先生のお話では、ジャズ科学生のライヴやガムラン演奏も交えながら世界に目を向け歴史を知ることの大切さが語られ、本島阿佐子先生のお話「ウィーン留学」では、夢を持ち自信を持つことの大切さを「over the rainbow」の美しい歌(ピアノ伴奏:塩谷哲先生)とともに伝えてくださいました。
こんなゴージャスで密度の濃い内容がギュギュっと詰まった贅沢で大忙しの3日間!
大学生活の折り返し地点スタートということで、数年前から3年生クラスが誕生。今年は、完璧なリーダーシップでクラスを牽引するドイツ語の宮谷尚実先生のもと、科学の三浦雅展先生、音楽教育の山本智子先生と一緒に3年生クラスを担当させていただきました。
お三方のお話の素晴らしさに感嘆!!そして「アンサンブルの国立」パワーを実感した4月最初の週でした。
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