くにおんアカデミー

今年も国立音楽大学 夏期音楽講習会〈社会人対象〉「クラシックピアノ講座」を担当。昨日と今日の2日にわたり、「ベートーヴェン」についてレクチャーと公開レッスンをさせていただきました。ベートーヴェン生誕250年である2020年に行う予定だったのですが、コロナで中止。昨年も中止。今年ようやく実現。ということで今回も定員を超えるたくさんの皆様のお申込みをいただき、共にベートーヴェンに向き合った2日間でした。

体温チェック、パーテーション、マスク着用、手指消毒など、コロナ前の講座とは様子が違うものの、受講生、聴講生の皆さんの熱意は変わらず。卒業後、ピアノの先生として後進の指導をされている方、音楽を愛好しピアノを続けている方など、年齢も性別も様々な皆さんですが、ベートーヴェンを前に「皆友達!」という一体感が不思議です。2年ぶりにお会いする懐かしさもあり、オーケストラスタジオという広い部屋ですが、距離感を感じない540分でした。

質問コーナーでも真摯に音楽に向き合う中での鋭い質問が多く、テンションがあがり、答える私の方も真剣そのもの(汗)!

シューマンの言葉「勉強に終わりはない」を思い出しました。
感染予防、細やかな連絡、滞りない進行など、ご協力くださったスタッフの皆様に感謝です。

キャンパスは百日紅が満開。

屋上からは富士山も見え、ランチタイムは銀杏の巨木を見ながら風に吹かれておにぎりを頬張り。。。
ベートーヴェンを奏でるのに最高の自然環境にも感謝しながら深呼吸。

みんなで撮った記念の1枚。
親指と薬指でピース。(5指の独立のための体操でもあります)
来年、また元気でお会いしましょう!

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