国立音楽大学福岡県同調会福岡支部40周年

社会人対象夏期講習講師としてベートーヴェン漬けの2日間を過ごした翌々日、快晴の福岡へ。

日本福音ルーテル博多教会でリハーサル。ロマネスク様式の美しい建物、1906年から刻まれた時間と祈りの空間に感動。ソプラノ澤畑恵美先生のしっとりとした歌声が豊かに響き、至福の時間でした。

ガルニエ制作のオルガンで1曲、賛美歌を弾かせ頂き、演奏会の成功を祈りました。

椅子の端には、愛くるしい羊の飾り。多くの祈りと歌声とオルガンの音色を聞いて育った羊ちゃん。

今回は、国立音大福岡県同調会福岡支部40周年記念・連続コンサート。第40回くにたちコンサートの翌日に澤畑先生とのジョイント特別演奏会に出演させて頂きました。

モーツァルトのピアノソロ、ロンドKV485とソナタKV533/494を演奏後、木下牧子作品、プッチーニの歌曲、アリアなどの伴奏。息を合わせ、気持ちを合わせ、歌に寄り添う。。。自分はつくづく歌の伴奏が好きなんだ、と思います。

本番が終わり楽屋に戻った澤畑先生。「自由に歌えて、あー気持ちよかった」の一言は、伴奏者への最高のご褒美でした。

声楽アンサンブルで始まったコンサート。
源田俊一郎編曲「ふるさとの四季」が歌われました。たった8名のコーラスとは思えない豊かな響き。お1人お1人の力量の賜物と感じました。コンサート最後は、小原孝さんの「逢えてよかったね」を合唱。何の戦力にもならない私まで真ん中で歌わせてくださり、恥ずかしいやら嬉しいやら。

クラシックに最適の温かい音響のあいれふホール。


330名を超えるご来場の皆様とともに祝った40周年。「アンサンブルのくにたち」を実感しました。

新開裕司支部長、高島一路先生はじめ、お世話になりました同調会福岡支部の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

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