坂口紀良先生・ガラス絵展

銀座の木田画廊で、坂口紀良先生の新作のガラス絵展。
会場に着くと、キラキラと輝くガラスの質感と、独特の透明感のある色合いが目に飛び込みます。
南仏やイタリアにいるかのような明るい日差しを感じる作品の数々。そして絵の中から音楽が聞こえてきて、楽しい鑑賞でした。
ミュージシャンの中にも坂口先生のファンが多く、先生の新作を次々にコレクションしている方もおられるそうです。
先生ご自身がホルンを吹かれ、音に対する感性がそのまま作品に投影しているからなのでしょうか。音が聞こえてくる作品の数々でした。

昨秋リリースの「ハイドンとモーツァルト」のジャケットにも先生の作品を使わせていただいていますが(下の画像)、そのCDを買ってくださったモーツァルト愛好家の方が会場にお見えになったそうです。

cdh-m-l

「どうしてもこの絵の原画が見たくて・・・」と訪ねてくださったそうなのですが、すでにその絵は、よそ様のお宅にお嫁入りしてしまった作品で画廊には残っていません。
寒い中、わざわざ銀座にいらしていただいた、名前も存じ上げないその方に、申し訳ありません、とお詫び申し上げます。

コメント