セレモアコンサートホール武蔵野で、プレイエルを使ってコンサートをさせていただきました。
普段お忙しい看護のお仕事をされておられる女性のみなさまのために、心をこめて弾かせていただきました。
シャンパーニュ、オレンジピール、ローズチョコ、季節の苺、マカロン、イングリッシュローズティー。
「ショパンが弾く日は、サロンのオーナーによって、最高級のテーブルクロスと最高級のワインが供された」
という記述が残っていますが、19世紀のパリのサロンを目指して、ちょっと贅沢な音と空間の演出です。
プレイエルの静かな響きは、ノクターンや前奏曲をしっとりと聞くのにふさわしく、特に少人数のサロン形式のときに最も力を発揮する楽器といえましょう。
かなりのハードワークな看護師さんたちの毎日。ほんのすこしでもほっとした時間を共有していただけたとしたら、ピアノ弾きとして嬉しい限りです。
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