音大の七夕祭り

弟が東北大に通っている頃、仙台に行き、華麗な七夕祭りを見て感激しました。
さらさらと流れる笹の葉と広瀬川の涼しげな川辺の風景がぴったりで、なんともいえない日本の情緒を感じました。
子供の頃は、よく願い事を笹に飾りつけましたが、どんな願い事だったのか、今ではもう思い出せません。

国立音大でも7月は七夕祭りがあり、幼児教育科の学生たちが、力を合わせて準備を進めてきました。
新校舎ができ、取り壊しの運命にある大学内で最も古い「1号館」の前には大きな笹の葉が飾られ、学生たちが、折り紙に願い事を書いていきます。

今日の土曜日は、たまたまコンサートでお休みした講義の補講が入っていたため、大学に行き、初めて国立音大の七夕祭を見ることができました。
普段、ボーイッシュな女子学生が素敵な浴衣を着ていたり、おとなしい感じの学生がハッピとともに、勇ましい姿に変身していたり、と廊下は、驚きの場面の連続。

この日ばかりは、キャンパスが七夕一色。
ちっちゃな子供たちが遊んだり、来場くださっているお父さん、お母さんたちと交流したり、和やかな雰囲気でした。
ブラスあり、和太鼓ありの賑やかなステージ。
最後は、ソーラン節の踊りでフィナーレです。
数ヶ月、練習を重ねてきただけあって、息もぴったり!
かなり激しい踊りなのですが、エネルギー全開のパフォーマンスに会場は大拍手!
「アンサンブル」を得意とする国立パワーをあらためて感じることができた一日でした。

コメント