慶應義塾大学SLC OB総会@日本外国特派員協会

特派員協会

慶應義塾大学テニス部に在籍された卒業生の皆様の総会が、有楽町の日本外国特派員協会で行われ、総会に先立ち、ピアノ演奏会に出演させていただきました。

朝、貨物用エレベーターでベーゼンドルファー225を搬入。ウィーンの香りあふれるシュトラウスのワルツで始め、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ作品27-2で終わるプログラム。途中、リストとショパンの交友関係などの話を交えながら、小品を数曲。

写真は、楽屋の前。壁がそのままドアになる仕組みになっています。日本外国特派員協会は、田中角栄総理から浅田真央ちゃんまで、数多くの記者会見が行われてきた場所です。ジャーナリズムの活気と歴史の厚みを感じる空間でした。

各界で活躍されておられるSLC(軟式テニスクラブ)OB、OGの皆様。テニスを通じての友情は途絶えることなく、先輩が後輩を導き、旧交を温め合うおつきあいがずっと続いているそうです。

ピアノの練習はひとりで行うことがほとんど。言ってみれば、「連弾」は「ダブルス」に相当し、ピアノ・マスタークラスが、「合宿」の意味合いかもしれませんが、体育会系のクラブとは、雰囲気がかなり異なります。「塾歌」が高らかに歌われるのに伴奏をつけたり、「若き血」で一緒に円陣を組んだり・・・と、私にとってはワクワク初体験!

終わってからの懇親会でも、若く多感なひとときを共に過ごされた仲間同士の語らいは、肩書きや立場を超えて直球が飛び交います。エネルギーと友情あふれる輪の中に入らせていただいた楽しいひとときでした。
お世話になりましたSLCのOB、OGの皆様に厚く御礼申し上げます。

コメント