楽器学資料館 リニューアル・オープン

資料館

国立音楽大学楽器学資料館がこの4月にリニューアル・オープンしました。
4月1日には、日本の伝統芸能「江戸の里神楽」で古式ゆかしいスタートを切った資料館。

劇場の幕開けの祝儀として舞われる「式三番」で寿ぎの舞を披露してくださった山本頼信社中の皆様。
稲城市を本拠としておられ、都内に伝承される4つの江戸の里神楽のうちの一つだそうです。
頼信氏は第19代ですが、初代は室町時代1373年にさかのぼる長い歴史を持っておられる社家とのこと。
ワクワクするリズムと高揚感、そして古の記憶に直接訴えるような舞に引き込まれました。

今月末は、西洋編。私が演奏を担当させていただくことになりました。「音楽散歩~作曲家が愛したピアノたち~」というタイトルで、プレイエル(1848年製)、エラール(1850年製)、シャンツ(1820年)、ベーゼンドルファー(1897年製)などを披露させていただきます。今回は学内限定で、すでに応募定数を超過してしまっているそうですが、来月5月28日のオープンキャンパスでは、12時半からと15時半からの2回、ミニコンサートをさせていただきます。こちらは、広く学外の方にもご参加いただけます。いい音色を奏でることができるよう、先日から調整に入りました。

リニューアルオープンしたばかりの楽器学資料館で、皆様のお越しをお待ちしております。

コメント