今年度最終授業を終えた翌日、チャボヒバホールで「第13回ルナの会」。門下発表会は年度末試験のリハーサルの意味もあり、各々来年の試験曲を演奏します。ベートーヴェンのソナタ全楽章、ドビュッシーの「映像I II 」「版画」、バッハのパルティータ、モーツァルトのロンド、、、、。それぞれに集中力が必要な曲が並びますが、年を追うごとの成長が毎回楽しみです。
レッスン室では気付かなかったこともホールで聴くと見えてくることがあり、本人にとっても本番で気づくことは多いのではないかと思います。
一人一人に講評するのも恒例になり、撤収時間が少し押してしまったことが今年の反省です。
週末は、国立音大講堂大ホールでの第九。指揮は伴哲朗先生。くにたちパワー全開の熱演でした。久しぶりに見る卒業生が、オーケストラの中で素晴らしい演奏をしている姿に接するのは、とっても嬉しい瞬間です。
夜は立飛ステージガーデンまで足を伸ばし、イルミネーションを見ながら、2023年の暮れを意識しました。
月が美しい季節。ベートーヴェンの幻想曲風ソナタ「月光」を弾きながら、「レマン湖に浮かぶ月」と称した詩人レルシュタープが見た月も満月だったのだろうか?と想像しています。
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