北の国から

実りの秋となりました。ダイエットには最も難しい季節です(笑)。
黄金色に輝く稲穂の美しさに感動した1ヶ月後、その稲穂から生まれた、とれたて新米を頂戴したり、季節限定の栗きんとんを購入したり。。。
今日は、北海道東川町の西原さんが、おうちの畑の収穫物をお送りくださいました。7月末のコンサートの帰りに、家庭菜園を拝見。わ~すご~い!とプチトマトを一つ失敬。お土産にいただいた野菜のおいしさに驚いた記憶が甦ります。実はひそかに秋の実りの季節を楽しみにしていた次第です。
数年前、最初にいただいたとき、ジャガイモの種類の多さに驚いたのですが、なかなか味の違いを舌で覚えるまでには至りませんでした。
今回こそ!と思っています。北あかり、メイクイーン、ピルカ、アンデス・・・。まずは、「男爵」を単純に炒めて塩味でいただきました。ジャガイモってこんなに美味しかったかしら!と感動。これからポトフ、シチュー、肉じゃが、、、、と新鮮なうちに腕をふるいたいと思います。
風呂敷に広げ、オブジェにしてみました。名付けて「北の国から」
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真ん中にあるのは赤大根。初めて見る野菜ですが、酢の物にしましたら、その鮮やかな色がさらに輝きだしました。
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ほおずきは、観賞用。ほおずきを見ると幼い頃、今は亡き祖母が「ぶい、ぶい、ぶい」と笛のような音で遊んでくれたのを思い出します。さすがに、今は揉んで中を出して・・・という時間はありませんので、目で色を楽しむにとどめました。
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レオポルト・モーツァルト、チャイコフスキーは、それぞれ「四季」という12か月(12曲)からなる曲集を残していますが、どちらの曲集にも「収穫」が入っています。ドイツにしてもロシアにしても収穫の喜びは世界共通なのでしょう。
土と太陽の栄養を受け、自然の恵みが実りの季節を迎えるまでに、作り手さんが流してくださった汗に感謝しながら大切に、、、、「いただきます!」

コメント

  1. yuko より:

    ありがとうございます。
    イブ・モンタンいつか見てみます(汗)。
    じゃがいもの種類、とても覚えきれません!見た目での区別も、メイクインは別として、私にはなかなか難しいです。毎回袋を見て、これなんだっけ?と確かめてます。
    品種によって向いている料理が違ったり、
    同じ品種でも料理の方法て味が変わったり、、、。
    神戸は、魚、お肉、野菜、果物、スイーツ、珈琲、パン、、、と食の宝庫!
    恵に感謝しつつ大事にいただきたいと思いますます。

  2. Kiri より:

    ❀>「北あかり、メイクイーン、ピルカ、アンデス・・・。」
     いろいろ種類があるものですね。
     
     スウェーデンから米国に移住した女性が書いた文章を昔読みました。なぜこの国にはジャガイモ(の種類)がこんなに少ないの? それが米国に対して最初に覚えた彼女の不満であったそうです。そして故国では各家庭が地下室に、常時、十種はくだらない馬鈴薯を収蔵していると誇っていました。
     季節ごとに異なる品種が収穫できるので、一年中新鮮な、多種類のジャガイモを楽しめたのにと、半ば郷愁を込めた彼女の恨み節に、当時せいぜい白いのと、赤いのと、おっきなの(アイダホ種?)の三種しか知らなかったわたしは、柄にもなく、食の豊かさとはどういうことなのかに思いを致したのでした。
     久元さまのお料理上手はすでにうかがっておりますが、キッチンという場所にはさまざまな危険が潜んでおります。ご如才もないことながら、どうかお気をつけて。そして北海道の旬の味をお心ゆくまでご堪能ください。
     
    PS 往年のフランス映画「恐怖の報酬」(イブ・モンタン主演)を地で行くような自動車体験を外国でなさったそうで、たいへんでしたね。