新宿で育って、うん十年。
常に近くにあった、馴染み深い、新宿文化センターです。
今日は、リニューアル・オープン記念の新宿芸術祭。
今回の演奏会では、
ピアノ・エンペラーということで
2台のピアノで「皇帝」を弾かせていただきました。
たった一人で見事にオーケストラパートを弾いてくださったのは、中村初穂先生。
このほか、共演させていただいたのは、
新宿文化センター専属オルガニストの高橋博子さん、
ハープアンサンブル”ラ・ミュール”、
大久保混声合唱団、新宿オペレッタ劇場、シエナブラスのみなさん。
新宿に事務所があるとか、なんらかの形で新宿に縁がある音楽家が勢ぞろいしました。
私の場合、すぐ裏に住んでいる、という、とっとおきの?!ご縁がある出演者でした。
中村初穂先生による編曲で、「皇帝」のほか、モーツアルトの2台のピアノのための協奏曲。
そしてみんなで「乾杯の歌」「威風堂々」など
演奏しました。
コーラス、オルガン、ハープ、合唱、ブラス、ピアノ、と
これ以上の編成はあり得ない・・・という人数での演奏。
もしかして、生まれて初めての経験かもしれません。
新宿に住んでます、というと
「え?歌舞伎町の隣?毎日飲めていいですね。」とか
「治安悪いんじゃないですか?」とか
「オフィスビルばっかりと思った。住む場所なんてあるんですか?」
なんてことばかり 言われてしまうのですが、
モーツァルトと同じ時代の、徳川綱吉の時代には、お犬さまのお屋敷があったり、
夏目漱石が住んでいたり、
緑もけっこうある街です。
文化と歴史のある街として、親しまれる新宿になるよう願っているところです。
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