諏訪交響楽団・第149回定期演奏会

85周年記念を迎えた諏訪交響楽団。
日本一、長い歴史を誇る楽団と定期演奏会で協演させていただきました。
会場のカノラホールは、ヨーロッパにいるような雰囲気。
ピアニッシモも遠くにまで届けてくれるます。
今日のプログラムは、芥川也寸志さんの「交響管弦楽のための音楽」で始まり、ショパンのピアノ・コンチェルト2番、後半は、ムソルグスキーの「展覧会の絵」でした。

芥川也寸志さんは、諏訪響創立40周年の第62回定期で指揮されているとお聞きしました。この作品は、躍動するリズムが楽屋で出番待ちの私の心にも響いてきて、元気を頂戴しました。

ショパンのコンチェルトの第2楽章は、息遣いがこまかに変化し、拍節が大きく動く楽章です。
合わせのたびに、距離感が近くなり、思いきり自由に弾かせていただき、本当に感謝しています。
コンサートマスターの武井さんはじめメンバーの方々を心から信頼できる中で演奏でき、管楽器の第2主題やピアノとのかけあいなど、室内楽的なアンサンブルの喜びも感じながら時間が過ぎていきました。

後半は、客席の一番後ろで「展覧会の絵」の応援です。
御柱でも証明済みの爆裂エネルギーのロシア讃歌にブラボー!
音楽をする喜び、お客様への感謝、そういう原点に立ち返ることを教えていただいた一晩でした。

終演後は、打ち上げでフィーバー。
熱い一日が終わりました。
諏訪響さん、そしてカノラホールにいらしてくださったお客様、
ありがとうございました。

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