昭和公園・凧揚げ大会

立川の昭和記念公園に凧揚げに出かけました。
朝、マンションの8階の窓から外を見ると、強い風にあおられたビニール袋が飛んでおり、
「よし!今日は、凧日和!」
と思い、帽子や手袋で準備万端、さあ出発!
お正月は、大人にとっても「子供の日」。
凧や独楽や竹馬や羽根つきでキャッキャとはしゃいでいる大人たちの声にまじり、「寒いからそろそろ帰ろうよ」という子供の声が聞こえてきたりして・・・。

広場に行くと偶然にも「凧揚げ大会」が開かれており、あちこちにすでに先客の凧が!
千葉から連凧が200来る予定が来なくなったということですが、もし来ていたら、お空はイモ洗い状態だったでしょう。
あいている空間を探し、日光を直接見ないよう注意しながら上げました。
風を読みながら結構うまく上がったのですが、しばらくして木にひっかかり、The End.。
糸がからまったのを直したり、初遊びのつもりが、初仕事になってしまいました。
人生と一緒で、からまった糸をほぐすのは、けっこう大変。子供時代、指先が器用で根気があるとおだてられ、祖母からごちゃごちゃにこんがらがった刺繍糸をほぐす役目をよく言いつかったのを思い出します。
凧と一口に言ってもプロ級の凧は、まさに芸術品!糸からしてまったく別物です。
糸がからまったりするのは、キャラクターが書いてあるような安物で、プロの凧の糸は、すべりが良く丈夫で、色つやがまったく違いました。真黒く日焼けした凧職人さんから「俺の糸を持ってよし!」というお許しをいただき、ちょっと引っ張らせていただきましたが、その糸のパワーには、風のエネルギーが満ち満ちていました。
ピアノも弦が良くないと音が伸びませんが、凧も大空に飛んでいくには糸が勝負だそうです。
まいりました!という思いで、すごすごと昭和記念公園をあとにしました。

室内ゲームに移り、神経衰弱。
最も自信がないゲームで、しかも出されたトランプがモーツァルトの顔、顔。顔。

130103

モーツァルト様が気になって惨敗です。ところが、ケッヘル番号と合わせるように覚えると面白いように圧勝!
「こんなところでツキを使ってしまって今年一年大丈夫?」という親友の言葉がグサっと来た、新春トランプ大会でした。

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