ショパンとプレイエル・ピアノ@船橋

イトウミュージックサロン船橋で、「ショパンとプレイエル・ピアノ」(学研パブリッシング)のセミナーをさせていただきました。
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フナッシーに会えるかしら・・・などと思いながら早朝、船橋駅到着。フナッシーは、忙しいのか?!どこにも見当たりません。伊藤楽器に到着し、お店の弦楽器などを見ながら調律アップを待ちました。
地元でピアノをご指導されておられる先生方にとって、ショパンはもっとも身近な作曲家のひとり。身近であると同時に、生徒さんに伝えにくい作曲家という面もあるそうです。優雅な動きはどのようにして身につくのか、音色の変化はどのように伝えるのか、軽快な曲はどうしたらいいテンポで弾けるのか、ペダルは現代の楽器で弾く時もショパンの指示に従うのか・・・などなど。
柔らかな音色を持ち、楽器から香りが立ち上り、詩を語ってくれるようなプレイエル・ピアノで作曲をしたショパン。
ショパンの持つ様々な面に光を当てながら、タッチ、音色、ペダリング、フィンガリング、ハーモニーなどのお話を展開しつつ、演奏させていただきました。素敵な先生方が、お教室に、参考になる何かを持ち帰ってくだされば嬉しい限りです。
夕方から、赤坂で国立音大新入生のためのコンサートのリハーサル。
溜池山王駅を降りて、榎坂スタジオへ向かう道には、「桜坂」の看板があり、見事な桜が咲いていました。
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スタジオへの道に迷っていると、隣を歩く女性に声をかけられました。
「あ、久元祐子さんですか?」
「はい!」
同じく道に迷っていたクラリネットの田中香織さんでした。初顔合わせの二人で満開の桜の木の下、榎坂スタジオを探しながら、桜坂を歩きました。
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モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲K452、本番は国立音大講堂大ホールにて4月7日です。

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