Andiamo

昨夜は、室内楽コンサートAndiamoの応援に、浜離宮朝日ホールへ。高校の同級生、大須賀恵里さん主宰のシリーズです。
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多くの一流演奏家とのアンサンブルの経験を積み重ね、ベテラン奏者として多くの音楽家から信頼される大須賀さん。高校時代は、隣の席でお互い「ユーちゃん」「スーちゃん」と呼び合っていました。別の大学に進んだため、互いに会うことがほとんどなかったのですが、彼女が国立音大の伴奏助手になってからは、大学でよく会い旧交を温めています。
今回の演奏会は、若手奏者、スヴェトリン・ルセフ氏(ヴァイオリン)、佐々木亮氏(ヴィオラ)、岡本侑也氏(チェロ)を招いての演奏会。
はじめにルセフさんと岡本さんのデュオでヘンデル(ハルヴォルセン編)のパッサカリア。これがまたたまげる上手さ!若いエネルギーと情熱がほとばしり、しかも互いの息がぴったりと合い、知、情、技、心が相俟って、見事な完成度。
そしてモーツァルトのピアノ四重奏曲 第1番とブラームスのピアノ四重奏曲 第1番。どちらもト短調の緊張感あふれる名曲です。両曲にがっぷりと向き合い、磨き抜かれたアンサンブル演奏でした。
同級生の活躍は嬉しい限り。スーちゃんの息子さんやお母様が客席でみなさんにご挨拶。皆さんの愛と支えに包まれたスーちゃんの人柄の勝利です。
今日は、大学でピアノ・フェスティバル。昨年から始まった催しですが、大盛況!アンサンブルの機会提供でもあり、三木香代先生はじめ、アンサンブルの経験豊かな先生方が担当されました。ピアノの練習は、孤独な時間が長い楽器ですが、こういうフェスティバルを通じて、アンサンブルの楽しさと魅力を感じる子供たちが増えていくことは素晴らしいと思います。
私は、個人レッスン→楽器学資料館での演奏→個人レッスン→楽器学資料館での演奏→古典派作品演奏解釈を担当。レッスン室、資料館、スタジオ、講堂。。。と駆け足移動が続き、脚力勝負の一日となりました。

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