昨晩は、せとうち海の駅で日食後夜祭に参加。
おそれおおくも来賓席で郷土芸能、島唄などを堪能させていただきました。
可愛くて、しかも艶っぽい小学生のちびっ子フラダンスに始まり、八月踊り、島唄、と続きます。
久田博法さんの、とても高校生とは思えない三味線の腕前に驚愕!
若くしてすでに国立劇場でも演奏しているベテランの風格です。
大舞台で鍛えた落ち着きと華のある舞台姿にすでにファンも多いそうです。
県指定無形民俗文化財の「油井豊年踊り」も見事でした。
「稲刈り」の踊りは、足と腰の力を要求されそうな力強い踊りで、稲刈りの動きが芸術にまで昇華していました。
「稲すり」の踊りのほうは、「稲」役の女性が赤くて長いタスキによって数人の女性からグルグルと踊らされる・・・という踊り。
どちらも見ているだけで体の中の血が騒ぐようなエネルギーを持っていました。
圧巻は、最後の「六調」。男性は、こぶしを上にあげ、女性は流れるようなしぐさで波を表し、だんだんとテンポが上がって興奮状態になる踊りで、後夜祭がお開きとなりました。
奄美のパワフルな伝統芸能に酔いしれた夕べでした。
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