大阪での大地震、犠牲となられました方のご冥福をお祈りいたしますとともに、
被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。
被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。
浜松から研修の開始時刻10時に合わせて、早朝の新幹線に乗り、いらしてくださる予定でしたが、新幹線が地震の影響により三島駅でストップ。それに伴い、開演も2時間遅れとなりました。
ピアノの歴史、ベーゼンドルファーmodelインペリアルの特徴、作曲家と楽器、ウィーン・ノイシュタット工場のヴァーチャル見学、奏者としての見解など様々な角度でベーゼンドルファーにアプローチ。
多くのピアノが並ぶショールームでしたが、インペリアルを中心に演奏。
調律の津田克巳さんと一緒にインペリアルの魅力について語らせていただきました。9鍵のエキストラ・キーが生まれた背景。それによって、音色がどう変化するのか。ボディが大きくなることにより、豊かな倍音が演奏にどのような影響を与えるのか等々。
技術の皆様からは多くの鋭い質問をいただきました。精一杯、自分の感覚を言葉に置き換えたつもりですが、音を言葉にするのは難しく、まだまだボキャブラリーが不足していることを痛感。
新幹線の長旅にも拘わらず、音そのもので多くを感じてくださった皆様に感謝です。
いずれにしましても、私自身が、楽器に教えてもらってきたことを率直にお伝えできればと思ってお話ししています。
2011年製のベーゼンドルファー・インペリアル。王者の風格を持つ名器に、最初は威圧感を感じたりもしましたが、愛用する時間を重ねるうちに、親しみと愛情が深まってきたように感じています。
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