ショパン@余目 

鶴岡駅から羽越本線で15分。

余目駅に到着。

10時半から12時半まで庄内町文化創造館・響きホールにて「ショパンとプレイエル・ピアノ(学研プラス)」を題材に、レクチャーと演奏をさせていただきました。
庄内音楽センター音楽ハウス代表取締役 富樫富美子さんはじめ、女性スタッフの方が朝早くから準備してくださり、少しリハーサをさせていただきました。
円形で吹き抜けになっており、一体感のあるホールです。

大学での講義はいつも90分なので体内に90分時計ができているような気がします。ですから120分講座のときには、きっと時間が余ってしまうだろうと思いながら始めるのですが、最後はいつも時間が足りないくらいの感じです。
余目なのに、余らなかった・・・なんてつまらないシャレが頭に浮かび苦笑い。
ショパンで話したいこと、ショパンで弾きたい曲がいかに多いか。。。ということかもしれません。
ピアノの先生方がお集りくださり熱心にメモを取りながらお聴きくださいました。

終演後、「歌手からベルカントの歌い方を学ぶように」というショパンの言葉が嬉しかった、と声楽家の方がお声をかけてくださりショパン談義に話がはずみました。
昼ごはんは、余目駅隣接のクラッセへ。

「やくけっちゃーの」ランチで腹ごしらえのあと、飛行機が飛ぶまでの時間、昨日閉館日のために諦めた「鶴岡市立藤沢周平記念館」で過ごしました。

藤沢周平にとっての原風景、鶴岡、庄内。街には、小説に登場するお寺などもあります。
記念館の場所を地元の方に尋ねると「あぁ、周平さんの記念館はすぐそこ。」と親しみを込めて答えてくださいました。

藤沢周平の軌跡、藤沢小説の舞台となった鶴岡の四季折々の映像。企画展示は「又蔵の火」の世界。しばし ” 周平さん ” の世界に浸ってから全日空の機内に乗り込みました。

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