眠る前の『ラトヴィア民話集』

1月半ばから試験期間が始まりました。演奏審査、論文審査、最終試験・・・と続く中、夜眠りにつく直前、副交感神経に移行するために読むのが、絵本か民話集です。

昨年末クリスマスコンサートの折、東川町のブースでお会いしたラトヴィア美女アルタ・ボイツェホブスカさん。北海道東川町文化交流課ラトビア国際交流員として流暢な日本語で親善の懸け橋として活躍しておられます。

アルタさんが手がけた絵本『魔法の箱』にサインをしてくださいました。不器用だけれど愚直にまっすぐ生きる若者が幸せをつかむお話です。

東川町は、ラトヴィアとの交流が1992年から続いており、アルタさんの前任交流員ウナ・ヴォルコヴァさんが翻訳した『ラトヴィア民話集』は平成25年に出版されました。

外交の舞台からヨーロッパの文化を綴られた近藤誠一さんの『パリ・マルメゾンの森から』では、ラトヴィアについても触れられています。「ラトヴィアには10万もの民族歌謡と、数千のおとぎ話がある」とのこと。

1991年の独立から30年。冬の厳しい寒さの中でお父さん、お母さんから子供に語り継がれてきた民話の数々。そして合唱で心を一つにし、民謡を歌い継ぐ人々。。。

 (手前のラトヴィアミトンは、北海道の女性がラトヴィアの毛糸を使ってラトヴィア模様で手編みされたもの。心優しいY子さんからクリスマスにいただきました。)

日本の抒情歌や童謡も、最近はすっかりアニメ・ソングの陰に隠れてしまっている感がありますが、今週土曜日の大倉山記念館(横浜)でのコンサートでは、子供達のために「日本の歌」も弾こうと思っているところです。

コメント

  1. 西原義弘 より:

    大倉山、どっちの大倉山?

    • 久元 祐子 久元 祐子 より:

      失礼しました。
      横浜の大倉山でした。
      札幌の大倉山、懐かしいです。
      夏にジャンプ場に行ったとき、
      こんな坂を滑っておりる人がいるなんて・・・とゾッとした覚えがあります。