音楽のような本がつくりたい

2020年に出版された『音楽が本になるとき』に続き、昨年暮れに上梓された『音楽のような本がつくりたい』。著者はアルテスパブリッシング代表取締役の木村元さん。音楽之友社で20年、そして独立されてアルテスパブリッシングを創業されて15年。音楽書...

眠る前の『ラトヴィア民話集』

1月半ばから試験期間が始まりました。演奏審査、論文審査、最終試験・・・と続く中、夜眠りにつく直前、副交感神経に移行するために読むのが、絵本か民話集です。 昨年末クリスマスコンサートの折、東川町のブースでお会いしたラトヴィア美女アルタ・...

いつもモーツァルトがそばにいる。

12月の最終授業が終わり、「冬休み」という期間に入るのですが、この暮れからお正月にかけてが、大学の繁忙期と言われています。 お正月休み明けが締め切りとなっている試験・レポート採点、成績評価、来年度の授業予定、紀要論文の初校校正、実技試験レ...

チャールズ・バーニー音楽見聞録〈ドイツ篇〉

「旅をしない者は、芸術家ではありません。」と語ったモーツァルト。日常から離れる旅の経験は多くのインスピレーションを与えてくれます。 海外への旅が出来なくなって1年がたちました。せめて画像で楽しみましょう!ということか、テレビでは「旅番...

静寂から音楽が生まれる

10年以上前のことですが、ザルツブルク郊外ガーベルクの山荘で、ウィーンの三羽烏の一人、イエルク・デームス先生の指導を受けた夏、静かな星空の下で先生から言われた言葉を時々思い出します。 「YUKO!ここで本当の静寂を学んで帰りなさい。」 ...
作曲家

開放の一瞬!

3月3日の演奏会を最後に、様々な演奏会がキャンセルとなり、授業はオンラインとなり、いつもと違う日常となりました。季節は春から夏へ・・・。 ちょうどこの期間、まるまる3カ月間かかってしまったのが、ベートーヴェンの本の執筆と楽譜の校正です。 ...

7日間ブックカバーチャレンジ

ソーシャルメディアを使っての発信はあまり得意でない私ですが、先週は、素敵なソプラノ歌手、高橋薫子さんからの指名でフェイスブック「7日間ブックカバーチャレンジ」なるものに参加。 読書文化の普及に貢献するためのチャレンジ、というプロジェク...

ヨハネ受難曲

演奏会などの中止、延期が続き、2020年の手帳は、✖や→の記号で埋まっています。 今日も、国立音楽大学進学ガイダンスで新潟に伺っているはずだった日。ちょうど今頃はドビュッシーの「月の光」を弾き、武田忠善学長先生の「狂詩曲」、澤畑恵美先生の...

初老耽美派よろめき美術鑑賞術

2020年のオリンピックイヤー。元気に始まった令和2年の春が、新型コロナウィルスの襲来に見舞われる状況になるとは誰が予想したことでしょう。 様々な不安や不便を抱える方、闘病の際中の方、看病の大変な生活を送られておられる方もいらっしゃること...

ジョン・ケージ 50の言葉

ウィーン往復の飛行機の中で読了した「ジョン・ケージ50の言葉 ~すべての音に祝福を~」(アルテスパブリッシング)は、様々なことをあらためて考えさせてくれる本でした。 ジョン・ケージの名言50とそれにまつわるエピソードや解説を著者の白石美雪...