国立音楽大学合唱スタジオで行われた技術セミナー「楽器を知ろう♪チェンバロ編」に出演させていただきました。

一般社団法人日本音響家協会東日本支部主催。音響設計や録音をお仕事にされておられる皆様がお集まりくださいました。
前半は演奏に続き、チェンバロの歴史、構造についてお話しさせていただき、後半は音響実験。ピアノとチェンバロで同じ曲を演奏したり、異なるマイクの位置でチェンバロの演奏を録音+再生したり・・・。
質疑応答コーナーでは、演奏家の耳と感覚について、たくさんの質問をいただき、
私自身も、耳で聞く情報量とマイクで拾う情報量の差、理想の音響とは何か、など考える機会となりました。

終了後は、会場を変えて皆で楽器学資料館へ。国によって異なるチェンバロの個性を体感。ジャーマン、フレンチ、イタリアン、フレミッシュのチェンバロの音の違い、楽器構造の違いなどを学芸員の方のお話とデモンストレーションを交えながら感じていただく時間となりました。
チェンバロは、電気の無い時代に栄華を極めた楽器。当然マイクだの録音だのとは、無縁の世界でした。
でも今日は、最新技術による録音でチェンバロの音を再生しながら、あらためて時代を超えてチェンバロの魅力を感じた3時間でした。
そして、もしもバッハ自身のチェンバロ演奏が残されていたら・・・【バッハplaysバッハ100枚組CD】・・・などとあり得ない「もしも」を妄想しながら、会場を後にしました。

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