日本ラトビア音楽協会総会

朝10時、神保町の駅A9出口を降りると目の前に、厳かな学士会館が見えました。中に入ると結婚式にお呼ばれの女性の華やかな衣装や出版記念パーティーを前にした作家のお顔も見えます。

今日は、平成21年度最初の日本ラトビア音楽協会の理事会、総会、そして懇親会が、この歴史ある学士会館で行われました。
経済危機の煽りは、ラトヴィアにも、大使館にも、音楽協会にも押し寄せていますが、「こういうときこそ負けないでさらに充実した活動を行っていく」というヴァイヴァルス大使の力強いご挨拶に、一同拍手。

100207-1私もワインカラーが美しいラトビア国旗と日の丸の前でスピーチさせていただき、そして、ショパンの英雄ポロネーズとラトヴィアの作曲家バッシュの「想い出」を演奏させていただきました。
バッシュという作曲家は、日本ではほとんど知られていませんが、この「想い出」は、しっとりとした雰囲気、リリカルな旋律、ハーモニーの繊細なうつろいなど素敵な曲です。

100207-2演奏後、ヴァイヴァルス駐日大使(右)と一等書記官のオレグさん(左)と記念撮影。
スポーツマンでもいらっしゃる大使は、東京マラソンを完走されたり、来月の旭川でのスキー大会にも出場される予定だそうです。
それにしても大使のなんと大きなこと!
久元祐子が小さく見えま~す。

今年もラトヴィア国立管弦楽団の来日など、ラトヴィアと日本の音楽の絆がより強くなる年になりそうです。

 

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