ピティナ・むさしの絆ステーション

松田映子先生主宰のピティナむさしの絆ステーション のステップにアドバイザーとして招かれ、トークコンサートをさせていただきました。
会場の 仙川アヴェニューホール は、ファツィオリ が入った珍しいホールのひとつです。

ふつう夜の本番ということがほとんどなのですが、この数日、朝の楽屋入りが続きます。
今日も朝8時半に会場到着し、リハーサルと収録です。
朝いきなり、モーツァルトの収録というのは、ふだんの生活すべてがさらけだされるような気になります。
ファツィオリの4本ペダルも使いながら、エッセエンスのみでできあがったような名曲を弾かせていただきました。

続いて、歌う楽器、ファツィオリでのたくさんの力演を聞かせていただきました。
熱心にとりくんでおられるおひとりおひとりの演奏。さらによくなるには・・・それを言葉で表現するには・・・と精一杯考えます。

トークコンサートは、モーツァルトのハ長調KV545。
不思議な表情を浮かべたこの曲。ハ長調の明るさを持っているのだけれど、決して高笑いするような明るさではなく、元気というより、神秘的な美しさを持っています。
この曲の歌心、軽やかさ、奏法などのお話なども含め、弾かせていただきました。

音楽会に行ったことはまだない・・・というようなお子さんもたくさんおられたのですが、さすがみなさんピアノを学んでおられるということもあり、客席の輝いた瞳が印象的でした。
この輝いた瞳、ピアノを弾くことの楽しさを知った子供たちが、その楽しさと感動を大人になってもずっと持ち続けていってほしい・・・と願っています。
お世話になりましたスタッフの皆様、ありがとうございました。

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