ピアノリサイタル＠安曇野

長野県・あづみ野コンサートホールでのリサイタル。今年で14回目の出演となりました。

最初にお伺いさせていただいたのは、ホールがオープンしてまもなくの頃。音響設計の第一人者永田穂先生からのご紹介でした。
あずさで穂高に向かう途中、強風で小淵沢で列車が立ち往生。そのまま待つこと3時間。
一足早く到着しておられた永田先生が電話で「大丈夫。あせらないでいいから。のんびりいらっしゃい。気をつけて。」とおっしゃってくださいましたが、あのとき一番あせっておられたのは永田先生ではないかと思います。
その日の演目にベートーヴェンの「テンペスト（嵐）」が入っていたせいかも？！とあとで笑い話になりましたが、
演奏前は、笑えない状態！打ち上げでは「嵐を呼ぶ女！」とあだ名がつきました。
けっきょく、電車はあきらめ、車で迎えにきていただき、お客様とほぼ同時にホール入り！リハーサルなしで本番というめったにない経験でした。それ以来、安曇野には前日入りすることにしているのですが、そのおかげで、館長さんやホールのお仲間の皆様と親しく交流したり、安曇野の自然に触れたり、温泉に入ったり・・・とほっとできる時間を過ごさせていただいています。
一面の銀世界！今年初めて見る雪景色でした。

ベーゼンドルファー・ヨハン・シュトラウスモデル225　木目の珍しいタイプ

演奏会後はステージでサイン会＆撮影会。賑やかで和やかなひとときです。