カワイ 公開講座 

カワイ梅田 コンサートサロン「ジュエ」での2回シリーズ公開講座。おかげさまで本日終了です。
第1回(1月16日)のモーツァルト、そして今回(2月27日)のショパン。たくさんの受講生の皆様に、朝早くからいらしていただき感謝申し上げます。

大阪にお集まりの熱心なピアノの先生方のエネルギーには、毎回脱帽でした。広島など遠くからいらしてくださる先生方もいらっしゃり、ついつい私のエネルギーレベルも、ハイ・テンションに!

講座は、一方通行ではなく、キャッチボールのようなものだということを常々感じています。グローブにシュパン・シュパンと入っていけるかどうか、お互いの聞きたいことと話したいことが一致することが講座の原点だと思います。

今日は、昨年出版の拙著「ショパンとプレイエル・ピアノ」(学研パブリッシング)をテキストに使っての講座だったのですが、皆様が発表会やコンクールで取り上げておられる曲とあって、講座後の質問も多岐にわたりました。

ショパンの演奏では、「音が抜けないよう、しっかり弾く」という呪縛から解き放たれたとき、ショパンの音楽の持つ魅力が立ちのぼるような気がします。

音に、色や香りがあるかのような詩的な演奏に近づく・・・というアプローチに沿って、イメージ、テクニック、楽譜の分析、タッチ、指使い、手首の使い方など実際の曲を例に、お話、演奏をさせていただきました。

以前、演奏会にいらしてくださったご縁や東京でレッスンをさせていただいた方の学生時代のお友達など・・・縁が縁を呼び、音楽の輪が広がっていくのは、ありがたいことです。

今日は、大学の行事があり、とんぼ帰りとなってしまいました。
また来年、大阪の皆様にお目にかかれますのを楽しみにしています。

カワイ梅田

「ジュエ」のピアノ響板サイン帳! たくさんのアーティストのお名前があり、書くところを探すのに一苦労・・・。

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