ウナちゃんとお蕎麦

今夜は、ウナちゃんと女子会のお約束。灘の酒心館に向かいました。
ユウコサンヒサシブリ~!とさかばやしの扉の向こうから美声が響きます。
ラトヴィアのウナちゃんとは、北海道東川町で知り合いました。私の演奏会後のレセプションで初めて会い、意気投合。大使館での催しなどでもラトヴィア語、日本語、英語が堪能な彼女は大活躍です。最近は、音楽活動に専念。2013年サッカーの国際試合がホームズスタジアム神戸で行われた、キリンチャレンジカップの折には、ラトヴィア国家を斉唱しました。その翌年から神戸在住となったウナちゃんです。
酒心館・さかばやしは、ウナちゃんのお気に入りのお店だそうで、私は今回初めてお伺いしました。
お庭の新緑を見ながら「福寿」のハーモニーを味わうひととき。。。
不思議によれよれに酔ったりせず、アイディアが冴えてくるお酒です。さすが、ノーベル賞授賞式パーティーで供された”世界に誇る日本の美酒”と言えましょう。9月に神戸で一緒に行う舞台の曲目や段取りなど、ゆっくり話し合いました。
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お蕎麦と天ぷらを肴に杯を重ねましたが、お蕎麦を外国の方と一緒に食べるとき、いつも迷うのが、お蕎麦をすする音です。蕎麦は、ジュジュっと勢いよくすすってこそ、食べた気がするのですが、お蕎麦好きの外国の方でこの「ジュジュ」をする人には、いまだ一人も会ったことがありません。尺八を吹くアメリカ人、お琴を学ぶイタリア人、三味線を弾くドイツ人、、、皆、静かに音をたてずに召し上がっておられました。ウナちゃんもそんな一人。「小さなときから、絶対にやってはいけないこととして育つから、そんな恥ずかしいことは人前で出来ない」のだそうです。郷に入れば郷に従い?!そんなときには、いつも一緒に、すすらずに静かにお蕎麦を食べる私です。
夜はライトアップ!神戸の夜が更けていきます。私の手には、売店で買った佃煮や黒豆、お塩、甲南漬けなど・・・。明日の我が家の朝ごはんに登場予定です。

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