モーツアルト@西方音楽館

5回目の出演となります西方音楽館。音響設計の第一人者、永田穂先生らのご尽力により、旧家の蔵がコンサートホールとして生まれ変わりました。オルガン、クラヴィコード、フォルテピアノなど古楽器のコンサートが定期的に催されたり、音楽院が併設されたり、地元の愛好家の皆さんによる音楽の輪が確立しているのは素敵なことだと思います。
今回は、モーツァルト・ピアノ・ソナタ全曲シリーズ演奏会vol.1として、モーツァルトとヨハン・クリスティアン・バッハを演奏させて頂きました。

クリスティアン・バッハは、モーツァルトの専門家からは「魂のないモーツァルト」などと揶揄されることもあるのですが、初めて聴いたけど、気に入ったわ～！と多くの方におっしゃっていただきました。
心地よいテンポ感や響きなど、女心を捉える？！優雅さは、当時のイギリス貴族の女性たちにも人気があったようです。
コンサートの後は30分の休憩を挟み公開レッスン。3年連続で参加して下さってる男子小学生、コンクールの本番前の仕上げに勤しむ女子小学生の生徒さんなど、将来音楽の道に進む一歩になれば嬉しいです。