愛の賛歌、華麗なる歌声

光が丘美術館で行われた、「日本モーツァルト愛好会 356回例会」にお伺いしました。
普通オペラは、オペラグラスを使って表情を見たり、たまに字幕を見たり・・・というのが一般的ですが、お相撲で言えば、完全に”砂がぶり”の席でお客様がアリアを楽しんでおられました。
それにしても月に一度のペースで356回というのは、息の長い愛好会といえましょう。お客様同士も顔なじみの方が多い雰囲気で和やかな会場でした。

野田ヒロ子さん、今尾滋さん、又吉秀樹さん、古藤田みゆきさんらの出演。
野田さんの「皇帝ティートの慈悲」から「もはや花はなく」で開始。

インタビューコーナーでは、又吉さんが、
「カレーパンを食べると声の調子がいいのですが、今日は、もってくるのを忘れてしまいました」
それに応えて司会の方が
「次回はカレーパンをご用意して、さらに華麗(カレー)なる歌声になっていただきましょう!」
と切り替えしたりして会場の笑いを呼んでいました。

声のために、辛いものは食べない、ゴマやおせんべいなど喉にひっかかるものは食べない、冷たいものも声帯が冷えるから控える・・・など神経質な歌い手さんは多いですが、カレーパンで声が良くなるというのは、初めて聞くコメントでした。

コメント