モーツァルトとハイドン@西方音楽館

朝、三条を出発し、昼過ぎ栃木県西方に到着。モーツァルトピアノ・ソナタ全曲演奏会シリーズVOL.5 のプログラムで、西方音楽館でのリサイタルに出演させていただきました。

お庭は、銀木犀が満開。甘やかな独特の香りに癒されます。訪れる度、季節ごとの自然の変化が美しく、歴史ある建物に癒されるひとときでした。

古典のソナタ5曲というハードなプログラムをじっくり聴いてくださる温かなお客様、じっと耳を傾けてくれる7歳のお嬢ちゃん。。。サロンの親しい雰囲気がモーツァルトを弾くにはピッタリ。まさしく息遣いが伝わる距離感です。
ちょっとのニュアンスの変化も(ミスタッチも?!)すべて直に届く、奏者にとって心を開かざるおえない距離と言えましょう。

演奏会終了後すぐに公開レッスン。今日は、ショパンのワルツ第8番とベートーヴェンの「月光」ソナタ。今日の受講生は赤羽根はるかさんと中新井紀子館長さんご自身でした。3人で記念撮影!

「楽しかった~」と言ってくださるお客様の笑顔から元気をいただきました。

西方音楽館では、日常的に、わらべ歌の会やチェンバロレッスンなどが行われており、自然を愛で、静かに音楽を楽しむ空気がすでに空間に出来上がっています。中新井紀子館長さんの手作りアップルパイや梅ジュースが休憩時間の団欒に登場。木漏れ陽ホールの温かな雰囲気と柔らかな音響、そして自然に囲まれたロケーション、それらが相まって不思議な魅力を醸し出している西方音楽館でした。

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